「遠隔動作監視装置」の紹介
当社のIoT機器に新しい装置が加わりましたので紹介いたします。
装置名は「遠隔動作監視装置(型式:i-Share-ALERT)」です。
装置開発に至った経緯ですが、当社と共にi-ShareブランドでIoT機器販売を行っている松栄技建株式会社様より、穴掘り工事後に降雨浸水しないように排水ポンプを設置していたが、大元のブレーカーが漏電(あるいは被雷)により落ちてしまったため排水ができず工事現場が水浸しになってしまったとの事で、プレーカーが落ちたことを知らせる装置を作れないか?といった相談を受けて開発してみました。
最初は、排水ポンプの動作電流や入力電圧を監視してクラウド上に表示すればいつでも確認できると思いましたが、それではポンプを設置した人が常にクラウドを監視してないといけないし、メールの通知機能を付けたとしてもそれを見逃してしまう恐れがあります。
そこで、非常事態となったら電話をかけて呼び鈴を鳴らせばタイムリーに状況を伝える事ができると考えて架電機能を追加する事にしました。
参考として、装置の外観とスマートホンの表示画面の一部を示します。
本装置はポンプ電源断→電話通報という目的で作られていますが、電話をかけるに至る監視条件は色々考えられますので応用範囲が広いと感じています。例えば、
◆侵入者がいたら電話で通報
◆温度が上がりすぎたら(下がりすぎたら)電話で通報
◆機械等の故障が発生したら電話で通報
といった具合です。
休暇中(あるいは監視が手薄になる夜間など)に、不測の事態をいち早く知りたい場合は有効な手段となります。
弊社ではクラウド使用料や通信費を格安にしたIoT機器を、カスタム仕様で開発し、お客様が便利だと感じて頂くような製品作りを目指しています。
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