中学生の職場体験を実施しました
10月2日と3日の2日間、地元の中学2年生3名を迎え、弊社にて職場体験を実施しました。
今回はインクルーシブ教育の考え方を踏まえてプログラムを構成し、若手社員が中心となって企画・運営を担いました。
参加した生徒だけでなく、社員にとっても学びの多い貴重な機会となりましたので、ご紹介いたします。
今回の職場体験の大きなテーマは、「ラジオ製作」を通してものづくりの全体を知ってもらう2日間です。
キットを用いた製作を通し、弊社の強みである「企画から製造までのすべての工程を一貫して社内で完結できること」を体験できる内容としました。
会社をめぐる“シールラリー”
プログラムでは、事業企画・営業・設計・資材・製造・検査・総務といったすべての部署をシールラリー形式で巡りました。会社には多様な役割と仕事があることを楽しく学べる構成です。
各プログラムは40分前後の短い単位で区切り、休憩をはさみながら進行することで、集中力が途切れにくい工夫を取り入れました。

当日の様子
あいさつは、手作りの名刺での名刺交換から始めました。
学校の技術の授業で学んだ投影図にも挑戦。
まなざしは真剣そのもの。基板を組み立て、ラジオから音が出た瞬間は大いに盛り上がりました。

振り返り
工場や展示室の見学、質疑応答の時間も設け、ものづくりの流れや職場の雰囲気、仕事の面白さを体験していただけたと思います。
受け入れる側の私たち社員にとっても、普段の業務を振り返りながら「仕事の魅力や意義をどう伝えるか」を考える良い機会となりました。若手社員が中心となったことで、これまでにない新しい視点や工夫が随所に盛り込まれ、社内教育の観点からも非常に有意義でした。
今回の職場体験を通じて、ものづくりの楽しさや会社における多様な仕事の存在を少しでも感じ取ってもらえたのであれば幸いです。そして、この経験が生徒たちの今後の進路や将来を考える一助となることを願っています。
